お香とお線香
更新
なぜお香を焚くの?
仏様やご先祖様に香りを楽しんでいただくもので、
ロウソクやお花、ご飯やお水をお供えすることと同様の「お供え」となります。
この5つのお供えは仏様へのお供えの基本であるとされ、五供といいます。
「香の十徳」
また、同時に日々汚れた生活を送っている私たちが自らを心身を清めるためのものでもあります。
①感覚を研ぎ澄ます ②心身を清浄にする ③穢れを取り除く ④眠気を覚ます
⑤孤独な中でも安らぎを得る ⑥多忙時にも心を和ます ⑦たくさんあっても邪魔にならない
⑧少量でも十分に香りを放つ ⑨年数を経ても朽ちない ⑩常用しても害が無い
などの肉体的、精神的な効用が説明されています。
お線香を供えるときのマナー
まずは、ローソクに火を灯し、そこから線香に火をつけます。
お供えのお線香の本数は宗派によって違いがあります。
心を込めてお香をお供えすることが大切です。
気を付けたいのは、お線香に火をつける時、炎を口で吹き消さない事です。
人間の息は不浄なものとされています。