【宗派別念珠】 日蓮宗
更新
日蓮宗の念珠についてご紹介いたします。
日蓮宗の念珠には「勤行念珠(ごんぎょうねんじゅ)」と「装束念珠(しょうぞくねんじゅ)」の二種類あります。
「勤行念珠」・・・檀家の方が持たれる
「装束念珠」・・・僧侶の方が法要などの儀式の際に持たれる
親玉が二つあり、それぞれの親玉から房が二本出ている方と三本出ている方があります。
二本出ている親玉は「釈迦如来(釈迦牟尼)」
三本出ている親玉は「多宝如来」
を表すと言われています。
房が三本出ている内の一本のみ短い房は、玉が10個ついており「数取玉」と呼ばれており、日蓮宗独特の形状です。